物事はコントロールしようとすればするほどうまく行かないことがあります。
そんなときは、コントロールすることを思い切って止めることです。
「こうであるべき!」とか「なにがなんでもこうしたい!」という考えはあなたを縛り付けるだけです。
そう思えば思うほど、心が頑なになるほど、自分が思い描くものと違う現実を目の当たりにしたとき、あなたの中には悲しみしか残らないでしょう。
叶えたい願望も期待もそれに固執しすぎると執着になります。
執着は他人を、そして何よりもあなた自身を苦しめるだけです。
心の底ではきっとあなたはそれをわかっています。
執着があなたを縛り付け、それは何の幸せももたらさないことを。
このカードは、あなたの中にある執着を解き放ち、手放すことで、あなた自身(あるいは人間関係)が刷新されると示しています。
何かを手放すことは勇気のいることかもしれません。しかしその勇気があなたにポジティブな変化をもたらすということを覚えておいてください。
それは「終わり」ではなく「始まり」なのだという意識でいてください。