自分の役割はこうだ、だからこうするべきだ、こうあるべきだといった考えは、ときに人間関係に不調和をもたらすこともあります。
家庭や仕事の中でのあなたの役割や肩書に縛られすぎないことです。
たとえば、自分は「親」だからいつもリーダーシップを取って、毅然とした態度で家族に接していなければならないということはありません。
子どもと友達のように関わることもあれば、ときには「生徒」のように子どもから大切なこもを学ぶこともあるでしょう。
このカードは、人間関係を円滑にする手段はケースバイケースであり、唯一の答えがあるわけではありません。柔軟性を持ち、心を開いた状態でいる必要があると伝えています。
また、問題が起きたとき、一人で解決しようとするのではなく、関わる相手と丁寧にコミュニケーションを取り、共に良いアイデアを作り出していくことが大切です。
自分がこんなことを言えば相手が不快に感じるかもしれないと言わずにいるよりも、もし今後のことを考えた上で打ち明けることがお互いにとって必要だと思えば言いにくいことでもきちんと相手に伝えましょう。
そのときに大切なことは、あなたの信念、そしてあなたの誠実さも相手に伝えることです。