カードリーディングとつぶやき in フランス

認定エンジェルカードリーダー Megumi のブログです。オラクルカード、タロットカードのメッセージをお伝えしています。メッセージは私がカードから感じたものをお伝えしていますが、このブログを訪れてくださった方へのメッセージになれば幸いです。また気まぐれでフランスでの日常などもお伝えしています。

ニッキー・ラルソン

フランスで実写化された日本の漫画「シティハンター」が公開されました。

映画を観た観客の評価が5段階中4.2となかなかの評判のようです。

 

私ままだ観ていないのですが、公開前にこの映画のポスターを偶然見かけたとき、

あまりにも忠実な日本のシティハンターのキャラクター描写にびっくりしました。

 

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このポスターの中央の俳優さんがこの映画の監督でもあるのですが、普段はこんな黒髪でもなく髪も目の色も明るい方なので、一瞬「えっこれあの俳優さん??」と疑ったほどでした。

ところでポスターにタイトルが書いてありますが、

この映画は「シティハンター」ではなくNicky Larson(ニッキー・ラルソン)というんです。

ニッキー・ラルソンは主人公の名前。つまり日本の冴羽リョウがフランスではニッキー・ラルソンになってるんですね。

 

フランスで日本の漫画は人気があるというのは有名です。特に30代半ば〜40代のフランス人と話していると、やはり私が日本人ということもあってか日本のテレビアニメの話になることがあります。

 

なぜなら、この年代の彼らが小学生くらいのときに、フランスのお茶の間で大人気のテレビ番組があったそうで、その当時はほとんどの子供たちがこの番組を見ていたそうです。

その番組のタイトルはClub Dorothée (クラブ・ドロテー)。

番組にはメインの4人の出演者がいて、そのうちのリーダー的存在の女性ドロテーさんの名前が番組のタイトルになっています。

番組では出演者たちがコントをしたりするのですが、それ以外にこの番組の名物にもなっていたのは番組内で流される日本のテレビアニメだったそうです。 

 

先のシティハンターをはじめ、聖闘士星矢やめぞん一刻、キャプテン翼、キャッツアイ、ドラゴンボール、北斗の拳などが放送されていたそうで、これらは日本人にとっても懐かしいアニメですよね。

 

話は戻りますが、フランス人がアニメの話をしてくれるのは話が盛り上がって、こちらも嬉しいのですが、例えば「このアニメ大好きだったんだ〜。」と言われ、そのアニメのタイトルを言われても、タイトルがフランスバージョンになっていて「何?どの漫画のこと言ってんの⁇」ってなってしまうのです。

ですから、最初にお話したニッキー・ラルソンもそう。

いきなりニッキー・ラルソン見てたよと言われても、「えっ誰それ?」となってしまいます。

 

このように日本人が聞いてもすぐにはわからないようなフランス版タイトルのついたアニメをいくつかご紹介したいと思います。

 

キャプテン翼

「Olive et Tom」(タイトルは「オリーブとトム」ですが劇中ではフランス語の名前のオリビエとトマになっています)オリビエが大空翼で、トマはゴールキーパーの若林源三です。

 

めぞん一刻

「Juliette, je t’aime」(ジュリエット、ジュテーム)

管理人の響子さんがジュリエットで、響子さんに恋する浪人生の五代裕作はHugo (ウーゴ)。

 

聖闘士星矢は「 Les Chevaliers du Zodiaque」(レ シュヴァリエ ドゥ ゾディアック)

主人公の星矢はフランス版でもSeiya です。

 

そして私はあまり知らないアニメですがよくフランス人の口から出てくるアニメがの名前が、

Goldorak(ゴルドラック)日本名は「UFOロボグレンダイザー」

Jeanne et Serge(ジャンヌとセルジュ)日本名は「アタッカーYou」など。

 

「所変われば品変わる」ということわざもありますが、この場合「所変われば名前変わる」というかんじですね。

 

ちなみにこの仏版シティハンターの「ニッキー・ラルソン」、2019年に日本でも公開されるそうです。ハリウッドの迫力ある実写映画とはまた違った雰囲気が楽しめるのではないかなと思います。

私も近々観に行ってみます(^^)